(承前)
2−3 ハルニレテラス(星野エリア)と白糸の滝(北軽井沢地区)
昼食は塩沢地区とは中軽井沢駅を挟んで北に位置する星野エリアへ、ここには清流湯川と自生するハルニレに囲まれた小さな街並があり、個性豊かな15もの店舗が並び、いろんな色の透明なビニール傘が吊るされていて、木漏れ日が路を彩っている。高島夫妻からの伝言で、昼食は個々でとの指示、私たち第1世代の5人は中国家庭料理店の希須林へ、軽井沢ビールも飲みながら、それぞれ好みの中華麺を食し寛ぐ。昼食を終え、三々五々林の中の渓流沿いの遊歩道を歩き、駐車場へと戻る。
再び車上の人となり、車は国道 146 号線を北上して峠の茶屋へ、ここが白糸の滝の入口になっていて、ここからハイランドウェイを東進すると、白糸の滝の駐車場があり、ここから約 150m 歩くと滝に達する。土曜日とあってか、かなり沢山の観光客が来ている。滝の規模は、高さ3m、幅 70 mとかで、湾曲した岸壁に数百条の地下水が白糸の様に落ち、涼しげだ。白糸の滝という滝は、全国 12 県に 14 滝あるそうだ。中でも有名なのは、富士山の南西麓の富士宮市にある滝で、こちらは高さ 20 m、幅 200 m、水量毎秒 1.5 t とかである。しかし規模はともかく、滝の近辺や水が流れ下る渓谷は気分を晴々とする効果があるようだ。午後3時近く、来た時とは別のルートで宿舎の軽井沢プリンスホテルへ向かう。
2−4 宿泊は軽井沢プリンスホテルのコテージ
ホテルに着いてチェックインしてやれやれ、午後4時頃だったろうか、大浴場にでも入ってリラックスしようと思っていたら、それには千数百円を追銭しないといけないとか、それだと断念せざるを得ない。こういう宿泊のスタイルは初めてとあって一寸戸惑う。暫く待って敷地内を運行する電動カーに乗って所定のコテージへ。この敷地内には夥しい数のコテージがあり、これだと暗くなってからでは行き着けないのではと思ったりする。成人女性6人は 969 号棟、そして2家族と男性は 952 号棟、私は後者である。
さてこれから皆さんはショッピングプラザで買い物とか、私と石田の旦那は飲み物とつまみを買ってコテージで皆さんの帰りを待とうということに。それでその軍資金を貰いに家内のいるより山手にあるコテージへ、とかく家内と離れていると少々不便である。その後電動カーを呼び寄せホテルへ、私たち二人はホテルの売店で蕎麦焼酎と氷とつまみを仕入れ、我々のコテージへ戻った。2時間半ばかりの間、テレビを観ながら、他愛もない話をしながら、飲みながら、つまみながら、皆さんの帰りを待った。
皆さんが帰棟し、午後7時過ぎにはホテルのレストランへ、全員がほぼ一緒のグループになってテーブルに座る。2人で焼酎を1本空けたこともあって、少々酩酊していた。料理はステーキがメインディッシュのディナーコース料理、初めに白ワインで乾杯したのは記憶にあるが、後はあまり定かではない。でも和気あいあいの雰囲気の中でお開き。午後9時過ぎだったろうか、コテージへ帰り、朝まで爆睡だった。
3.第2日 5月31日(日)
3−1 ホテルの朝
朝目が覚めてコテージ内にある風呂に入る。旅館やホテルでは、部屋付きの風呂には滅多に入ったことはないが、汗もかいていたのでお湯を張って浸った。ゆっくり入って気分も爽快になり、外へ。芝の緑と木々の新緑、空気までもが爽やかで、暫くの間逍遙する。今日も天気は上々だ。
朝食の時間になりホテルへ。レストランはかなり混み合っている。暫く待った後案内され、テーブルに着く。朝はバイキング形式。皆思い思いの食材をチョイス。でも私の場合、どうしても欲張り根性が出て、余計にものを取り過ぎてしまう。でもあの朝粥は美味しかった。
食事の後、コテージまで歩こうということになり、下のコテージのグループは三々五々歩き出す。子供達は元気でどんどん先へ進む。凡そコテージの方角は見当ついていたこともあって、程なくコテージに着くことができた。電動カー利用の女性軍とほぼ到着が同じだったので、驚かれたのが印象的だった。さて、今日は何処へ行くのだろう。
0 件のコメント:
コメントを投稿