5.金沢大学薬学同窓会
会則を見ると、会員は金沢大学薬学類、創薬科学類と旧薬学部およびその前身校の現・旧教職員、学生並びに卒業生、大学院生並びに修了生ほか、入会を希望する者とある。名簿には草創期の加賀藩卯辰山養生所舍蜜局 (慶応3・1867) の卒業生から現在までの卒業生が収載されている。でも現在この同窓会の大きな母体となっている組織は、旧金沢医科大学附属薬学専門部 (薬専) と金沢大学薬学部の卒業生である。ところで金沢大学薬学同窓会総会は毎年5月の第3土曜日に金沢市で開催されることになっていて、今年は5月20日に 150 年記念式典を兼ねて第54回総会が開催された。
地域同窓会:石川 → 北陸薬学同窓会
現在地域同窓会は全国に15あり、石川県でも県内に在住する同窓生が中心となって、毎年1回同窓会を10月に開催してきた。これまで石川県在住の会員のみの同窓会を14回、また富山・福井と合同の同窓会を5回行ってきたが、来年以降は名称を北陸薬学同窓会として北陸3県在住の同窓生で開催することになった。状況を見ると、地域同窓会の活動は必ずしも一律でなく、都会では活発だが、地方ではそうとは限らないようだ。
6.金沢大学医学部十全同窓会
会則を見ると、会員は特別会員、通常会員、準会員とからなり、特別会員は医学部や附属病院等に勤務した講師以上の教職員、通常会員 (Ⅰ) は、現医学部医学科、大学院医学系研究科及び旧制医科大学出身者、通常会員 (Ⅱ) は他学部もしくは他校の出身者で学位を授与された者となっている。私は昭和50年2月に学位を授与され、以降十全同窓会の会員になっている。ただ通常総会には出席したことがない。
金沢大学医学部微生物学教室同門会
この会は微生物学教室に過去もしくは現在在職の教職員と、初代教授の谷先生以降、この教室で学位を授けられた方々とで構成されている。現在名簿に登載されている会員は78名と特別会員が2名、また物故者が104名おいでる。私は2代目教授の西田先生の折に、波田野助教授の下にウイルス研修の教えを乞い、後に先生が癌研究施設 (後にがん研究所) に移られてからは、そこで論文を仕上げた。ところで私が微生物学教室に1年半専修生として在籍したこともあって、学位を授与された折に微生物学教室同門会の端に加えられ今日に至っている。これまで2度同門会の幹事を仰せつかったことがある。この会は3代目教授の中村先生までは毎年開催されていたが、4代目の清水教授の時には一時中断された。しかし5代目藤永教授が就任されて再び復活し現在に至っている。藤永先生は女性だが、同門会の開催には前向きで、同門会誌「楷樹」も創刊された。会は今は毎年開催されている。今年は11月11日に金沢市内のホテルで開催された。
7.金沢大学学友会
この会は平成23年 (2011) に設立された。構成員は個人会員と団体会員とからなり、個人会員は金沢大学の卒業生及び修了生と教職員であった者、また団体会員は基幹同窓会 (金沢大学及び前身校及び付属校の同窓会) のほか、準団体会員として卒業生で組織する様々な同窓会や団体も加入することができるとなっている。従って私の場合、卒業生としての個人会員のほか、私が所属する金沢大学薬学同窓会や金沢大学医学部十全同窓会は団体会員に、私が関わる金沢大学山岳会は準団体会員になっている。この会の総会は毎年秋に行われる金大祭に合わせて行われる金沢大学ホームカミングデイの際に開かれている。現在の会長は前金沢市長だった山出保氏 (法文学部卒) である。
第11回金沢大学ホームカミングデイと第7回学友会役員総会
今年は第54回金大祭に合わせて10月28日に金沢大学角間キャンパス自然科学本館で開催された。この会に案内を受けるのは、76歳以上の卒業生と卒業後50年、45年、40年、30年、20年、10年を経過した方々で、私は現在80歳なので、毎年案内があり、毎年参加している。内容はキャンパスの見学会、歓迎式典、特別講演、役員総会、懇親交流会である。式典の始めに金沢大学校歌(室生犀星作詞、信時 潔作曲) を斉唱するのが習わしとなっているが、なかなか素晴らしい歌で感激する。その後学長や会長の挨拶、大学の現況や留学体験の報告等があった。しかし毎年参加者はそんなに多くはなく、今年は3百名ばかりだった。
付.金沢大学山岳会
私が金沢大学に昭和30年に入学した頃には「山の会」というのがあり入会した。その後山岳部に昇格させ、かなり先鋭的な登山も行うようになり、ヒマラヤのハッチンダールキッシュ峰遠征の折の壮行会には当時の金子金大学長も来賓として参加して頂いた。でもその後アンデスやヒマラヤ、冬の北アルプスや白山での遭難もあり、女性も入部できたワンダーフォーゲル部に人気が集中、4K の山岳部は人気がなく、平成17年卒の薬学生を最後に廃部となった。山岳部がある時は山岳部 OB 会だったが、部が消滅して以降は山岳会と称している。現在は北陸、関東、中京、関西の4支部持ち回りで毎年会を開いている。今年は創部60周年記念総会を石川で開いた。現在生存会員は102名である。
2017年12月7日木曜日
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