2017年5月1日月曜日

春の中の湯温泉と上高地

 叔父の他界で延期になっていた中の湯温泉行きを、初七日の法要を終えた4月20日にすることにした。東海北陸自動車道を飛騨清見 IC で下り、中部縦貫自動車道を通り高山市へ、青空に真っ白な雪を纏った乗鞍岳が素敵だった。時間が早かったので、先ずは飛騨一ノ宮にある国指定天然記念物の臥龍桜を見に行くことに。ナビに従って行くが分かりにくく、後で分かったことだが、高山本線の飛騨一宮駅のすぐ側だった。見頃は25日とか、でも咲き始めていた。幹の形が龍が地を這っているような姿をしていることから名付けられたそうだが、台風で損傷し、現在は枝の一部は地中に潜っている。種類はエドヒガン、樹齢は千百年とか、満開だとさぞ壮観だろう。茶屋で手打ちという笊蕎麦を食べた。まずまずなのに安堵した。
 再び高山市内に戻り、国道158号線、次いで安房トンネルを通って中の湯へ、温泉宿は峠への8号カーブの手前左の台地に建っている。まだ雪は多い。チェックイン前だったがロビーで寛ぐ。秘湯温泉ビールが美味しい。窓の外には真っ白な明神岳と前穂高岳、それに近くには霞沢岳、近くの林にはカラが飛び回っている。重装備した登山者が宿の傍らを通りラッセル跡を辿り焼岳へ向かうのが見える。今冬は雪が多く、落雪で壊れた露天風呂を囲む塀を修繕していた。チェックインの際に、明朝上高地へ行かれますかと。開山祭前なのにと訝ると、OK だという。この日の宿泊者は私達2人と、ほかに外国の方2人と女性1人、昨晩は11組だったとか、私達も何度か泊まっているが、いつもほぼ満員だったので、こんなに少ないのは正直初めてだった。
 翌朝の出発は8時半、5人とも上高地へ、バスターミナルで下りた。外国の方はここで0時半に宿の車が迎えに来て、松本駅まで送ってもらうという。昼食は宿で蕎麦を出せますということで、予めお願いしておいた。上高地はバス道路以外はまだ一面の雪景色、でもターミナルには観光バスが何台も、そして何故かその多くが外国人、異郷の地へ来たような錯覚を覚える始末だ。風はまだ冷たい。この時期、まだこのバスターミナルと河童橋の間のみしか散策できない。橋の袂にある35 (トロワ・サーンク) という喫茶店に入り紅茶とコーヒーを飲み、外の風景を観て楽しむ。1時間ばかり居て、10時半発の定期バスで中の湯へ、そしてここから宿の迎えの車で宿へ、もう一人の女性も一緒だった。彼女も蕎麦好きとか、昼は一緒に宿で「ざるそば」を食し談笑した。彼女は世界のあちこちへ旅行しているというスーパーウーマン。金沢にも魅力があるとかで、家内はコンタクトできるように、メールアドレスの交換をしていた。その折に家内は「やまぎし」を吹聴していた。彼女はぜひ行きたいという。それで中でも家内はまだ一度も食べていない「田舎粗挽き」が特に素晴らしいと推奨していた。

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