2012年11月12日月曜日

第8回白山・手取川もみじウォーク(平成24年)

 私はこの行事に第1回から参加してきた。ただ昨年の第7回はコースが大日川上流の大日湖を巡るコースが主であったので、参加しなかった。ところで今年は文字通りの紅葉の時期を狙ってのウォークとあって、10月28日は標高800m辺りを、11月11日は標高600m辺りを歩く計画が立てられた。これまでは2日続けての実施だったが、今年は2週も離れていることから、県外からの参加者は激減した。この運営の仕方がベターなのかどうかは意見の分かれるところだが、2日にわたってハードな歩きをするのはかなりきつく、私にとっては時期をずらしての開催はベターだと思う。

1.10月28日(日)Bコース(新岩間温泉コース)12km
 この日は午前9時までに一里野ふれあい交流センターに集合とのこと、出発が同じのCコースの手取渓谷(20km)と同じ時刻であった。大会本部の発表では、Bコース450人、Cコース400人の参加とか。偶然に私が在職していた石川県予防医学協会でよく市民マラソン等に参加するM嬢と出会った。女友達3人での参加だった。出発には最前列に来て、私と一緒に出発した。一里野から白山峠までは国道360号線、かなり勾配のあるある舗装路、彼女らも頑張って歩いている。峠からは林道に入る。この頃から小雨が降り出してきた。でも雨具をつける程でもなく、何とか午前中は持つらしいとのことで、そのまま歩き続ける。しばらく歩くと対岸の下方に中宮温泉への国道360号線が見え、山毛欅尾山(1365m)はきれいに紅黄葉している。私の前には2人歩いていたが、中程の小谷を過ぎる頃、M嬢は連れの2人は遅いので置いてきましたと私を抜き去っていった。必死に追うが差は増すばかり、そのうち男性4人にも越された。丸石谷を大きく迂回する時点では3分弱の差、さすが市民マラソン常連だけのことはある。彼女は中間点の新岩間温泉で待っていた。彼女は相棒を待つという。それで私は先に折り返した。私の前には5人、M嬢の相棒とは折り返して1kmの地点で会った。丸石谷の上流も綺麗に紅黄葉していた。この谷の奥には百四丈ノ滝がある。折り返して30分も歩いた頃、最後尾の役員の方に出会った。その後には歩く人はなく、何人かはシートを広げて景色を愛でながら食事をしていた。途中2人に追い越されて一里野へ戻った。所要時間は2時間10分。昼食は道の駅「瀬女」にある蕎麦屋「山猫」にする。久しぶりに山猫のそばを食べた。「白山天おろし」は実に美味かった。店を出る頃、雨は本降りになってきた。

2.11月11日(日)Eコース(獅子吼・犀鶴コース)17km
 第2日目の受付・ゴールは白山市鶴来支所、鶴来駅前なので電車で行くことに、この電車に乗るのは何十年振りだろう。以前は加賀一の宮まで行っていたが、現在は鶴来駅が終点である。出発は9時30分ということなので、1時間前に会場に着いた。私が参加するEコースは定員500人とか、これは獅子吼高原までゴンドラで上がるための制約だとか。他の2コースは当日受付もしていた。9時に主催者の挨拶があり、北國新聞社の事業部長が平生歩いていない私がEコースの2kmの山道に挑戦したところ、50分もかかりましたとの言、どうも本当の山道らしい。挨拶の後、25kmのGコース、8kmのFコース、そして17kmのEコースの順に出発する。出発の間隔は2分程度、各コースは先頭と殿がコースの目印の旗を持ってはいるが、信号待ちなどがあり、各コース入り混じって混乱する。FとEは白山比め神社の表参道を上がる。その後神社から一旦下り、パーク獅子吼へ向かう。ここまで3km、もう列はかなり長くなっている。ゴンドラに乗らねばならないので、私はトップ集団に、折よく2台目に乗れた。1台に4人乗車、1時間で500人運べるとかだった。凡そ600m上昇しスカイ獅子吼に着く。ここから南沢斜面を下り、山道へ入る。道には紅葉が散り積もっている。急な下りには神経を使う。月惜小屋は中間点、時々手取川を見下ろすスポットがある。山道に30分ばかり要したろうか、突然舗装された犀鶴林道に飛び出た。内川を挟んで犀奥の山々が見える。近くの山は今が紅黄葉の真っ盛り、曇ってはいるが満喫できる。ここから林道を標高差で600m下ることに。途中年寄りの爺さんがいて、あなたで8人目だと言われる。舗装された林道を淡々と下りる。中程と思われる頃から雨がパラついてきた。雨具はつけずに歩く。終点の白山町まで下りてきた頃には、雨足は本格的に、でもそのままゴールした。所要時間は3時間10分、熱いナメコ汁が美味かった。今日はこのコースに580人が参加したとか、このコース、ゴンドラ乗りが隘路だった。

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