(2)大学の同窓会と同門会
「ゼレン会」
私は新制金沢大学薬学部の第7期で、昭和34年3月に卒業した。会名のゼレンは元素番号 Se のドイツ語読みに由来している。同期の卒業生は36名で、内7名が他界している。同窓会は以前は5年おきに開催していたが、還暦以降は毎年開催していて、地元では隔年開催、他は関東、関西、東北でという決まりになっていて、今年は関西在住の K 君の世話で、5月21,22日の両日、大津市の琵琶湖湖畔のホテルで開催された。当初は10名の参加が見込まれていたとかだったが、体調が不良とかで、参加したのは男5名、女3名だった。1年ぶりということもあって旧交を温めた。翌日は晴れの琵琶湖を周航した。
「金沢大学薬学同窓会」
旧金沢医科大学薬学専門部 ( 薬専 ) と金沢大学薬学部、それに現在の金沢大学薬学類、創薬科学類の現・旧職員及び学生・卒業生で構成される。毎年5月の第3土曜日に金沢で総会が開催され、昨年は創立150周年を兼ねた第54回総会が、今年は第55回総会が5月19日に角間キャンパスで開催された。また年1回同窓会誌「薬友会誌」が発行されていて、昨年の 2017 年号は通巻64号だった。会の運営は新入会員の終身会費で賄われているが、これは今後検討すべき点だ。
これまで北陸3県の薬学卒業生は、個々の支部で同窓会を開いてきていて、時に合同で行なうこともあったが、昨年のこの会で、これからは3県合同で行なうことになり、今年はその第1回金沢大学薬学北陸同窓会が10月28日に KKR 金沢で開催された。今後はこのような傾向は進むようで、既に関東、関西、東海では実施されている。
「金沢大学医学部十全同窓会」
私は昭和34年に金沢大学薬学部を卒業後、石川県衛生研究所に就職した。その後金沢大学医学部から赴任された三根晴雄所長の勧めで、西田尚紀先生が主宰する微生物学教室に専修生として、波田野基一先生の下で指導を受けた。その後波田野先生が新設された癌研究施設(後にがん研究所)へ移られた後はそこで研鑽を積み、昭和50年2月に学位を授与された。以降十全同窓会の通常会員(Ⅱ)になっている。同窓会総会は今年は7月7日に医学部記念館(旧十全講堂)で開催された。また年3回十全同窓会会報が発行され、最新号は170号で、平成30年 ( 2018 ) 9月に発行された。年会費4千円。会員番号は920080である。
「金沢大学医学部微生物学教室同門会」
学位取得前に微生物学教室に席を置いたこともあって、2代目教授の西田先生の時に同門会に加えて頂いた。この同門会は初代教授の谷先生の時から、3代目教授の中村先生(後に金沢大学学長)の時までは毎年実施されてきたが、4代目教授の清水先生の時は一時中断された。でも5代目藤永先生が就任されてからは再び毎年開かれている。今年は10月27日に金沢の石亭で開催された。また昨年には同門会誌「楷樹」が創刊された。年会費3千円。
「金沢大学学友会」
この会員は、大学の卒業生や教職員等の個人会員と大学の同窓会の団体会員とからなり、サークル等の登録同窓会も準団体会員として加入している。金沢大学のホームカミングデイに合わせて開催され、キャンパス見学会、歓迎式典、特別講演の後に一般会員も参加して、学友会役員総会と称して開催される。今年は第8回にあたり、会では一般会員への役員の紹介と議案の審議が行われる。現会長は前金沢市長だった山出保氏である。
2018年12月12日水曜日
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