2016年5月27日金曜日

平成28年5月のあれこれ(その2)

4.5月6日に田植え
 今私の家では250歩田1枚のみ稲の作付けをしている。とはいっても全面委託、私がするのは水回りのみである。以前友人に委託していた時は、田植えの時には動員させられたものだが、今は全くのお任せである。ただ稲刈りまでの水管理は任される。大概朝と夕の2回見回る。少なくとも苗が活着するまでの1週間は特に気を遣う。程々の水深を保つのが肝要だからである。
5.故三男(西往院)の七回忌法要
 祥月命日は5月9日だが、法要は8日の日曜日の午前11時に三男の家で行なうことにした。長男家族も細君と次女が出席、それに次男家族と私たち夫婦が出席した。長男家族は8日の午後一番で帰浜するというので、前日の7日の夕方に、次男の世話で、駅西の中華料理屋で4家族が一同に会して宴を張った。そして長男の次女の大学入学と次男の長女の中学入学の祝いも兼ねて行なった。祝い宴とあって私は少々飲み過ぎて、家内から目玉をくった。
 8日の法要は午前11時から、長男家族は法要の後、新幹線で帰るので、朝に三男の墓参りを済ませた。墓前では私が読経した。七回忌法要の導師は、私の家の檀那寺の浄土宗佛海山法舩寺のお住職、法要は1時間ばかり、終えて次男と三男の家族と再び墓参りした。次の回向は十三回忌、私はそれまで元気で居られるかどうかの自信はなく、それで今回の供養などに要した諸費用は私たちが負担することにした。
6.右目が後発性白内障になり眼科受診
 1ヵ月位前から右目にうっすらと霞がかかったような具合になり、5月12日に1年半ぶりに野々市にある若林眼科へ出かけた。1年半前には左目の白内障を手術で治療して明るくなったが、10年前に黄斑変性の手術の折に同時に行なった白内障の手術をした右目が、明るさは良好だが、少し霞んだような状況になったからである。診察の結果、レーザーでのパルス照射をしましょうとのこと、半信半疑だ
ったが、アトロピンによる瞳孔散大が完全に終息した夕方には、嘘のように視界が明るくキラキラとなったのには感激した。
7.次男が新宅へ引越し
 次男がこれまで住んでいたのは借家で、私の希望では、野々市に土地があるので、新宅を建てるのであれば野々市にと思っていたが、金沢へ移ってからの近所との付き合い、スポーツ仲間との交流、子供の通学等々で、今住んでいる近くで新宅を建築することになった。建ち前をしてから3ヵ月後、50坪ばかりの土地にモダンな家が出来上がった。現在住んでいる家は5月15日が期限なので、14日と翌15日の2日間での引っ越し、今の家と新宅とは近くだが、それでも引っ越しは大仕事だ。家内は2日とも手伝いに出かけたが、かなりダンシャリが必要だったようだ。家内も捨てるのは勿体ないと、家に持ち込んだ物もある。私の家にもまだ次男の所有物がかなりの量置かれたままになっている。
8.OEK 北陸新人登竜門コンサート
 古くは石川県人もしくは石川県に在住している人を対象にしていたが、7年目からは対象が北陸3県となり、今年は20年目になる。部門は、ピアノ、弦楽器、管・打楽器と声楽の3部門が毎年順に開催され、今年は管・打楽器と声楽部門だった。今年選ばれたのは、ソプラノの中宮さん、サクソフォンの小川さん、ティンパニの伊藤さんで、5月15日の日曜日に、0EK 音楽監督の井上さんの指揮で披露があった。私が特に興味を持ったのは伊藤さんの演奏によるラバンサーのティンパニ協奏曲「OBI」で、ティンパニ奏者をソリストとする曲などこれまで聴いたことがなかったので、特別な興味を抱いたわけだ。5台のティンパニを縦横に操りながらの曲芸的ともいえる妙技、初めての経験だった。
9.第376回 OEK 定期公演 マイスターシリーズ
 5月21日午後2時に、このシリーズのテーマ「ショパンと友人たち」の4回目の公演があった。今回の友人はシューマンとメンデルスゾーン、曲は前者のピアノ協奏曲と後者は劇付随音楽「夏の夜の夢」から4曲、ほかにはサティの「3つのジムノペティ」からドビュッシーが管弦楽用に編曲した1番と3番、そしてショパンは「ポーランドの歌による幻想曲」という予定だった。ところがピアノ奏者の菊池裕介氏が公演前日に体調を崩され、急遽彼の先輩である若林顕氏が代理で演奏することになった。ところが演奏予定のショパンのピアノ曲は過去に弾いた経験がないと弾きこなせない代物、それでこの曲は割愛になってしまった。何とも残念だったが、こればかりはどうしようもない。でもシューマンのピアノ協奏曲は素晴らしかった。指揮はベルギーのフランダース交響楽団の首席指揮者を務めるジャン・レイサム=ケーニック氏、OEK の指揮は2度目、巧みな指揮ぶりとメリハリのある演奏は聴衆を魅了した。度々来日して客演指揮しているという。

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