2014年1月23日木曜日

湧泉会での駄弁りのことども(1)

 標記の湧泉会の母体は耳順会で、メンバーは同じである。そしてこの両会を主宰する幹事は、昨年から常時村田君がすることになった。こういう会の運営には、マメな御仁が当たることが大切で、その点彼はまことに適任である。メンバーはすべて泉丘高校7期の同期生である。
 この村田君は台湾村田製作所の社長を長くしていて、台湾日本人会の会長もしていたこともある名士、平成14年 (2002) 秋に辞して金沢へ帰って来た。そこで彼を労おうと諸 (もろ) 君が音頭をとって集まったのが11名、彼を入れて12名で発足し、論語の「六十而耳順」から名を借り、「耳順会」とした。爾来昨年末まで、ほぼ3ヵ月に1回、幹事持ち回りで44回にわたって会を催してきた。現在の会員数は、その後2名の入会と3名の他界があり、11名である。
 ところで村田君の提案で、昨年正月から、毎月第3木曜日の午前 11:30 にニューグランドホテルで会うことにしませんかという提案があった。月代わりに、日本・中華・イタリア料理の昼食をとりながら駄弁りませんかという。部屋は予め確保するが、特に出欠は取らずに、出席する人は 11:00 までにホテルのロビーへ集合してくれればよいとのこと。会の名称は「湧泉会」としたので、もし遅れてもホテルの案内板に部屋名が載っているとのこと。湧泉会の語源は、思うに校歌の一節の「この丘に涌き出づる泉」から採ったものだろう。
 この湧泉会は月に1回開催されてきたが、私は都合もあって4回しか出席できなかったが、昼食をはさんで4時間は駄弁っているから驚きである。一方の耳順会は年に4回、これは夕方6時からの宴席で、こちらはお酒が入ることもあって、概ね3時間位。それに比して昼の湧泉会は実に延々としていて、女性の井戸端会議を優に凌いでいる。お替わり可能なコーヒーや紅茶を飲みながらの長談義、ホテルにとっては迷惑なのではと思うが、それは単に私がそう思っているだけなのかも知れない。
 昨年暮れの耳順会は山代温泉であり、私は入院していて出席できなかったが、その会の席上、湧泉会は勿論、耳順会も持ち回りを止めて、村田君が全てを仕切ることになったと後で連絡を受けた。湧泉会は今年からは毎月第3土曜日に金沢ニューグランドホテルで、耳順会は3,6,9月は第1月曜日の午後6時から「魚半」で、12月は第1月曜日の午後3時から山代温泉の「ゆのくに天祥」でということになり、今後は12月の1泊の会以外は特に出欠は取らないことのしたとのことだった。
 さて、今年第1回の湧泉会は1月18日、2F友禅での加賀料理、予約は和室で6名だったが参加は4名、会費は土日割引の 1,200 円ポッキリ、ここで食事を入れて2時間ばかり駄弁った後、頂いた喫茶券を持って M2F のテーブルに陣取って更に延々と2時間半、コーヒー,紅茶をお替わりしながらの駄弁り、周りを気にせず一向に動じないところが凄い。どんな話題があったのか、少し紹介してみようと思う。次にほんの一部だが、村田君の語った話題の一部を紹介してみようと思う。(続く)

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